(主旨)
女性候補者支援チームでは、女性議員を増やすためのポジティブ・アクション(※)の一環として、次期衆院選において党の公認を受けた女性新人候補者(希望者)を対象に、以下の支援環境を整備し提供します。
※
ポジティブ・アクションとは
ポジティブ・アクションとは、社会的・構造的な差別によって不利益を被っている者に対して、一定の範囲で特別の機会を提供することにより、実質的な機会均等を実現することを目的として講じる暫定的な措置のことをいう。(内閣府男女共同参画局WEBより)
国会議員選挙/地方自治体議員選挙に初めて立候補する立憲民主党公認の女性新人候補者に対し100万円の貸付けを行います。
子育て中の候補者、および家族の介護・介助を担っている候補者に、ケアラーとしての負担を少しでも軽減させ、活動に専念できるための支援として、18 歳未満の子どもまたは要介護/要介助の家族を持つ新人候補者に、支援金5万円を支給します。(申告制。性別問わず)
スピーチ練習、政策説明、SNS活用法、公選法講座、ハラスメント対策など、実践的な研修プログラムを実施いたします。参加者同士のネットワークづくりも目的とします。
・
現職を含め、選挙活動に関すること、ハラスメントを含む悩みなどを気軽に相談できる窓口を党本部に設けます。 rgender@cdp-japan.net
・
新人女性候補者の中で、希望者にはメンターをつけます。
※メンターは、国会議員、自治体議員経験者、現役自治体議員(統一地方選外)などが務める
・
オンライン交流会などを通じ、仲間や先輩に相談しやすい環境づくりを行います。
吉田はるみ
衆議院議員 東京8区
私は政治を志してから議員になるまでに10年。この間3度の落選を経験し、何度もくじけそうになりました。家族の事情で仕事を何度も変えてきた。女性だから、母だから、妻だから、娘だから、と諦めてきたことが多かった。しかし、母の病気や介護の経験から政治の大切さに気がつき、同じように苦しい思いをしている方、弱い立場にある方の届かぬ声を大事にする政治への思いは揺らぎませんでした。私は強くありません。あなたと同じように傷つき、悩む一人で、たくさんの足りないところがあります。だからこそ、自分を大きく見せたり、強がったりしない。足りないところはお互いに手を取り合い補い合いながら、人を大切にする政治をつくりましょう。
堤かなめ
衆議院議員 福岡5区
原点はスウェーデンでの経験です。まず驚いたのが、ベビーカーを押しているのがほとんどお父さんだったこと。そして、すべての駅にエレベーターかエスカレータがあり、ベビーカーや車いすを街中で見かけたこと。日本は福祉社会を実現するどころか、逆方向にむかおうとしているとの危機感から、政治の世界に飛び込みました。県議10年の間に、性暴力ワンストップセンターの設置、県立高校の制服選択制の導入、全国初の「性暴力根絶条例」の制定、里親制度の拡充などを実現できました。でも、政治をもっと大きく変えるには政権交代が必要。共に、ぶれず、くじけず、頑張りましょう!
古賀千景
参議院議員 比例
30年間、教員(うち20年は臨時採用教職員)として働きました。多くの教え子が、経済的な理由などで進学や夢をあきらめ、涙する姿を見てきました。「おかしい!この理不尽な社会を変えなければ」そう思い、立候補を決意しました。今、参議院議員となって、国会で学校現場の実態を訴えています。すべての子どもたちが夢と希望を持って生きていける社会を目指して、これからも尽力します。皆さん、ともに社会を変えていきましょう!
村田享子
参議院議員 比例
「参院選比例区から立候補しませんか?」という話をいただいたとき、「全国をまわる体力があるだろうか?家族の理解は?」と悩み、お断りするつもりでした。帰宅し、この話を夫にしたところ「絶対立候補したほうがいいよ!女性議員を増やそう!ぼくも応援するよ」と力強く背中を押してくれました。女性が立候補を考えるとき、女性ならではの悩みがあると思います。立憲はそんなあなたを全力でサポートします。ともに頑張りましょう!
山内佳菜子
宮崎県議会
2歳と4歳の息子を育てながら、新聞記者、そして県議の道へ。悪戦苦闘の日々ですが「元気をもらった」「私も頑張ろうと思った」。同世代の子育てママさんから届く声やSNSのメッセージに、励まされているのは私の方です。子育ても仕事も、もっと自分らしく楽しめる社会へ。あなたは1人ではない。一緒につくりませんか。
川島美希子
藤枝市議会(静岡県)
息子が中学3年受験生の時に、コロナウイルスにより学校は休校に、その時に立候補しました。議員になり、はじめての議会での発言により、市内12000人の小、中学生の保護者と先生方が使うメッセージや、欠席連絡、学校での様子を写真で送ったり、お便りがペーパーレスになるアプリを提案。すぐに取り入れてくださり、使われてます。とても便利になったと保護者だけでなく先生方からも感謝されます。これは当事者だったから思い付き、議員だったから提案出来ました。心からこの仕事は素晴らしいと思っています。是非共に頑張りましょう!
大野みどり
精華町議会(京都府)
幼稚園で働いていましたが、子どもたちのために、もっと何かできないかという思いから立候補を決意。家族にも突然のことで驚かれたり、反対されたりといろいろありましたが、本気であることを理解してもらい立候補することができました。全国的に広まりつつあった「生理の貧困」を初めての一般質問で取り上げ、行政や養護教諭の先生方のおかげもあり、精華町内の全中学校の女子トイレに生理用品を設置することができました。まだまだ課題はありますが、利用してくれている女子生徒がいると聞いています。子どもたちが、安心して学校生活を送れるよう、さまざまな形で取り組み続けます。
酒井なつみ
江東区議会(東京都)
「変えることは難しい」 社会人になって、いつも感じていたことです。 だから、力をつけたい、変えられる立場になろうと思い、私は議員になりました。 自治体議員は、職住近接、ワークライフバランスの観点からケアを担う女性にも選択可能な職業であることを知ってほしいです。 多くの女性議員との横のつながりは財産になりました。 ともに変えましょう。
渕上綾子
北海道議会
女性議員としてのはじめての取り組み。北海道議会ではこれまで議員バッジはネジ式かピン式でした。女性用のスーツはボタンホールがないものが多く、穴をあけなければならないという問題がありました。クリップ式のバッジの制作を議会事務局に依頼したところ、作ってもらうことができました。はさむだけで使いやすく、使用している男性議員もいます。
小笠原陶子
二宮町議会(神奈川県)
私は子育て中の40歳に立候補し、議員になりました。目的は他市町に遅れている子育て支援の環境を整えたいと思ったのです。高齢男性議員はあまりにも現場を知らなかったのです。子育て世代の代弁者として学校給食、公園の整備等市民とともに提案改善してきました。議会の全部は女性にならなくても、半分は必要です。障碍者の代表、経営者の代表,いろいろな市民の声を政治に反映させましょう。出馬にあたって時間は有限です。優先順位を考え、取捨選択していくことが大切です。
出雲けいこ
さいたま市議会(埼玉県)
あなたの困り事は誰かも困っています。少しずつでも確実に変わっていく、こころにっこりの社会を一緒に!!いろいろな市民の声を政治に反映させましょう。出馬にあたって時間は有限です。優先順位を考え、取捨選択していくことが大切です。
浜田妙子
鳥取県議会
政策決定の場に女性の数が少なすぎ(当時鳥取県議会は1/38)、これでは普通の女性の思いや願いは届かないと立候補を決意。お金も組織も経験もない中、思いや訴えで社会の共感を得ることに専念しました。20年前、ゼロに等しかったDV施策は、DV現場の声を丁寧に訴え、支援日本一に。以来、弱者(犯罪被害者支援、女性差別解消、女性管理職登用、ロービジョン啓発と対策、重症心身障がい者対策etc)へ焦点を当て政策提案ができる。普通の生活の中に政治の課題が存在します。あなたの生活を見つめることで政治への役割が充分果たせます。ぜひ、貴女が議員へチャレンジを‼
神津ゆかり
松本市議会(長野県)
学生から社会に出てから、社会や職場での「なんで?」が続いた。 なんで男女で扱いが違うの?なんで男女でお給料が違うの? なんで女性はサポート的に扱われるの?などなど。 なんでこんな理不尽なことがそのまま放置されているの? あるとき出会った「女性が動けば変わる」という言葉。 政治の世界に一歩踏み出すことで、後からつづく女性の生き方が変わるかもしれません。 いいえ、変わるはず。ぜひあなたも一歩、前へ。私たちの仲間へ!
かみまち弓子
東村山市議会(東京都)
中高生3人の子育て真っ最中で、両親の介助と介護をしてきた東村山市議2期目のかみまち弓子です。DV被害当事者として被害者支援市民活動から政治へと場が拡がり、生きるのが大変で困難な悩み、課題を一歩ずつでも改善していきたい。不安を安心に、不満を満足にかえていくのが政治の役割なので、一人一人が自分らしく生きられる。そんな社会を女性議員みんなで創造していきたいです。あなたのちからが、必要です。
岡本優子
松戸市議会(千葉県)
父の介護で離職して以来、ずっと非正規雇用でダブルワーク。介護と不妊治療、職場のパワハラ問題と、毎日必死で生き抜いてきました。自分が困難の壁にぶつかったときに「なんで世の中にこんな不公平があるんだろう」と、社会の矛盾に気がつき、不平不満を悶々と抱え込んだまま生きるより、公平に生きていける社会に変えていきたい!と立候補を決意しました。誰しもなにかの当事者です。女性の声、多様な声を議会に届ける必要があります。あなたの力を必要としている人が必ずいます。 立憲民主党は、多くの仲間が全国にいます。お互いに助け合い、支え合っています。私たちの仲間になって共に頑張ってまいりましょう!